カテゴリー「未選択」の記事一覧
- 2026.02.04 [PR]
- 2016.09.19 注意!モンスター化する「自分大好き」な人たち
- 2016.09.08 養父ら「ライターであぶった」 堺3歳児死亡事件
- 2016.09.05 小池知事「半減」で報酬逆転? 都民感情恐れる都議 「削減条例案否決の選択肢も」
- 2016.08.19 防衛省の17年度予算、過去最大の5.1兆円を要求へ
- 2016.08.06 4億円を寄付した男の“危機感”
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世の中には、他人に無理難題を押し付けたり、理不尽な要求を繰り返したり、自分が一番であると疑わないような振る舞いをする人がいる。「自分大好き」が高じて、他人を攻撃したり、陥れたりする例もあり注意が必要だ。なぜ、行過ぎた自己愛は危険なのだろうか。「自分大好き」という人たちの心理を片田珠美氏に探ってもらった。
「みんな平等」という幻想
自分の幸せはみんなにアピールしたい(画像はイメージ)
自分の幸せはみんなにアピールしたい(画像はイメージ)
皆さんもちょっと気になっているかもしれませんが、最近、「自分大好き」という人間が蔓延まんえんしているように思いませんか。
その一因として、戦後の民主的な社会で浸透した「平等」という幻想の崩壊が挙げられます。「みんな平等」などと学校でも教えられ、それを信じていたのに、現実には「勝ち組」と「負け組」の格差が拡大していることもあって、そんな幻想を信じられなくなりつつあります。
教育による社会的地位の上昇というのも「神話」になりつつあります。
教育には多額の投資が必要であり、名門大学ほど裕福な家庭の子どもが多い――。そんな現実を突きつけられると、「負け組」はどうあがいても、「勝ち組」との格差を埋められないのではないかという気になります。
それでも、一度刷り込まれた平等幻想を捨て去ることなどできません。
最近では、ツイッターやインスタグラムなどSNSの普及で他人の生活を簡単にのぞき見ることができるようになったことも、羨望せんぼうをかき立てる一因になっているようです。
他人の幸福が我慢できない
他人の幸せに嫉妬を覚える(画像はイメージ)
他人の幸せに嫉妬を覚える(画像はイメージ)
さて、羨望とはいったいなんでしょう?
羨望を「他人の幸福が我慢できない怒り」と定義したのは17世紀のフランスの名門貴族フランソワ・ド・ラ・ロシュフコーですが、まさに言い得て妙です。
だって、そうでしょう。SNSは、「リア充」(リアル=現実の生活が充実している様子)自慢や幸せアピールでいっぱいなのですから。
たとえSNSに投稿された画像がちょっと見栄みえを張った虚像であり、実像とはまったく違っていたとしても、見ている側は「あの人は、あんなに充実した人生を送っていて幸せそう。それにひきかえ自分は……」という気持ちになるものです。
だからこそ、「他人の幸福が我慢できない怒り」を抱くのですが、それでは自分があまりにも惨めです。そこで、「自分だってこんなにスゴイんだ」と誇示したり、特別扱いを要求したりして、自分の価値を他人に認めさせようとするわけです。
こうした反応は、他人との比較によって自分自身の優位性が脅かされた際に表れやすいようです。ときには過剰反応してしまい、傷ついた自己愛を補完しようとするあまり、暴走してモンスターになることもあります。
そうなると、傍迷惑はためいわくです。第一、モンスター化した本人が自滅してしまうかもしれません。
それでは、「自分大好き」人間の5つのタイプを紹介して、その心理を分析してみたいと思います。
【1】自己顕示型~セレブ気取りの虚構
自撮りが大好物(画像はイメージ)
自撮りが大好物(画像はイメージ)
30代の派遣社員の女性は、自分がどう見られているかが常に気になるようです。掃除が嫌いで散らかし放題のいわゆる「汚部屋おべや」に住んでいるにもかかわらず、自撮りする画面に入る部分だけはきれいに整理整頓して、ブランド物のバッグやアクセサリーをさりげなく配置するのだとか。
自撮りしてSNSに投稿した写真を見た友人や知人から「すごくきれいな部屋だね」とほめられると、うれしくなるのですが、実際は部屋に誰も立ち入らせないということです。
このように常に注目され、称賛されていないと気が済まず、自己演出に余念のない人が増えています。これは、自己愛に由来する自己顕示欲と承認欲求が強いせいです。こういう欲望を満たすために、実像と虚像のギャップをウソで埋めようとする場合もあります。
その典型が、ツイッターでセレブライフを綴つづり、“キラキラ女子”として崇あがめられていた「ばびろんまつこ」です。無職なのに「年収3000万円のハイパーエリートニート」をかたっていましたが、結局、詐欺容疑で逮捕されました。
SNSではいくらでも虚構の世界を作り出せますから、自己演出に拍車がかかりやすく、場合によっては彼女のように現実と嘘の落差を埋めるために犯罪に走ってしまうこともあるのです。
過剰演出に陥ってしまうのは今や他人事ではなく、誰もが「ばびろんまつこ」になる危険性をはらんでいることを忘れてはなりません。
【2】自己陶酔型~あら探しという復讐
40代の契約社員の男性はSNSに繰り返し中傷を書き込んでおり、炎上にも加担しています。有名人のスキャンダルが報じられたり、自分が正しいと信じている価値観と違う意見が発信されたりすると、ここぞとばかり、徹底的に叩くのです。
彼は常に「正義」を振りかざして攻撃します。この「正義」の起源については、ドイツの哲学者ニーチェが『道徳の系譜学』の中で、「ルサンチマンにある」と言っています。
「ルサンチマン」とは、「恨み」を意味するフランス語で、「正義」を振りかざす人の心の奥底にはうらみつらみが潜んでいると、ニーチェは指摘しているわけです。
これは的を射た指摘です。というのも、この男性は、大学卒業時に就活に失敗したため非正規社員として職を転々としており、安定した生活を送っている正社員や富も名声も手にしている成功者に対して強い羨望と恨みを抱いているからです。
だからこそ、恨みを晴らしたいという願望が強く、ネット上であら探しをせずにはいられないのでしょうが、「復讐ふくしゅうを正義という美名で聖なるものにしようとしている」ようにも見えます。
この手の「裁判官を装った復讐の鬼」はどこにでもいます。しかも、自分は正しいと信じているので、本当にやっかいなのです。
【3】特権意識型~特別扱いが当然
思い通りにならなければ、すぐクレーム(画像はイメージ)
思い通りにならなければ、すぐクレーム(画像はイメージ)
40代の有閑マダムは、レストランで一番いい席に案内してもらえないと必ず文句を言います。ホテルに宿泊する際も、案内された部屋が気に入らないと、支配人を呼びつけて、「私は常連客なのよ」とクレーマーに。
一事が万事、この調子。病院を受診した際も、待合室で待たされたため、「私だけ待たずに診察を受けられるようにしてほしい」と要求。主治医に「だったら、特急券買ってきなさい」とたしなめられたのだとか。このときは主治医が院長だったので、「上の先生を呼んで」と叫ぶようなことはしなかったようです。
このマダムは、自分は特別な人間だから、特別扱いされて当然という特権意識が強いようです。こうした特権意識は、それなりの根拠があることもあれば、客観的な根拠がない思い込みにすぎないこともあります。
この女性の場合は、若い頃はスタイル抜群の美人だったらしく、あまたの男性からちやほやされたという経験が特権意識の根拠になっているようです。
もっとも、現在の彼女を客観的に眺めると、特権意識の根拠になっているはずの顔やスタイルの良さが維持されているとは言いがたいように見受けられます。
自らの特権意識を支えていた若さと美しさが徐々に失われつつあることを自分でも薄々感じているからこそ、ことあるごとに特別扱いを要求し、それが受け入れられると「まだ大丈夫」と安心するのでしょう。
【4】過大評価型~自慢は過去の栄光
座右の銘は「I LOVE ME」(画像はイメージ)
座右の銘は「I LOVE ME」(画像はイメージ)
50代の会社員の男性は、何かあると自らの「過去の栄光」を持ち出します。何よりも学歴を自慢せずにはいられないようです。「自分が大学を受験した頃は18歳人口が今よりも多かったから、大学入試は今よりもずっと難しかった」という説明を必ず付け加えます。
このように「過去の栄光」を持ち出して自慢する人はどこにでもいます。
小学校の頃はクラスで一番だったとか、若い頃はきれいでちやほやされていたという話をして、ときには何十年も前の写真を持ってきて見せてまわる始末。閉口します。
こういう人に共通するのは、現在はそれほど輝いているわけではないという点です。
高学歴の割に出世していなかったり、若い頃はそれなりにきれいだったのかもしれないけれど、今はすっかり“おばちゃん”になっていたりするわけです。
だからこそ、「過去の栄光」にすがるしかないのかもしれませんが、困ったことに、本人はそのへんの心理に気づいていないことがしばしばあります。
しかも、「過去の栄光」をよすがにして、現在の自分を過大評価していることも少なくありません。そのため、目の前の現実をきちんと認識できず、現実否認に陥ることもあるのです。そうなると一層、「過去の栄光」を持ち出さずにはいられず、悪循環に陥ってしまうのです。
【5】無価値化型~弱者への八つ当たり
思い通りにならなければ、「土下座して」(画像はイメージ)
思い通りにならなければ、「土下座して」(画像はイメージ)
20代の無職男性は、高校卒業後、就職したものの、数カ月で辞めてしまい、その後はずっと自宅に引きこもっています。親からは「仕事を探せ」としつこく言われているようで、アルバイトを始めるのですが、長続きしたためしがありません。
「お父さんが定年退職したら、その後はどうするの」と母親から叱責されることもあり、うっぷんがたまっているようです。親からもらった小遣いを持って外出するたびに、コンビニや飲食店で、バイト店員に「接客態度がなってない」などとクレームをつけて、謝罪を要求するのだとか。
この男性の場合、親から叱責されても言い返せず、そのとき感じた怒りや攻撃衝動を関係ないバイト店員に向け変えるという「置き換え」のメカニズムが認められます。平たく言えば、ただの八つ当たりです。
接客業の店員や駅員、力関係がはっきりしている職場の部下など、言い返せないような立場の人はこの「置き換え」の対象になりやすいものです。
その結果、店員に土下座を強要したり、駅員に暴力を振るったりする事件が頻発しています。いずれにせよ、他人をおとしめることで相手を無価値化すれば、自分の価値が相対的に上がると信じているがゆえの振る舞いですが、勘違いもはなはだしいですね。
「自分大好き」はしたたか者
このように、「自分大好き」人間は、自分自身の優位性を常に確認せずにはいられず、さまざまな振る舞いに出ます。
これは、ラ・ロシュフコーが言っているように「自己愛は、あらゆるおべっか使いのうち、最もしたたか者」だからでしょうが、そのせいで周囲の反感や敵意を買いやすいようです。はた目にも“痛い”と映ることがしばしばあります。
ですから、「おべっか使い」である自己愛のせいで暴走していないか、わが身を振り返るまなざしを常に持っておきたいですね。
思いやり、優しさ、気遣い、無償の愛、奥ゆかしさ・・・昔の日本人が懐かしい。。。
「みんな平等」という幻想
自分の幸せはみんなにアピールしたい(画像はイメージ)
自分の幸せはみんなにアピールしたい(画像はイメージ)
皆さんもちょっと気になっているかもしれませんが、最近、「自分大好き」という人間が蔓延まんえんしているように思いませんか。
その一因として、戦後の民主的な社会で浸透した「平等」という幻想の崩壊が挙げられます。「みんな平等」などと学校でも教えられ、それを信じていたのに、現実には「勝ち組」と「負け組」の格差が拡大していることもあって、そんな幻想を信じられなくなりつつあります。
教育による社会的地位の上昇というのも「神話」になりつつあります。
教育には多額の投資が必要であり、名門大学ほど裕福な家庭の子どもが多い――。そんな現実を突きつけられると、「負け組」はどうあがいても、「勝ち組」との格差を埋められないのではないかという気になります。
それでも、一度刷り込まれた平等幻想を捨て去ることなどできません。
最近では、ツイッターやインスタグラムなどSNSの普及で他人の生活を簡単にのぞき見ることができるようになったことも、羨望せんぼうをかき立てる一因になっているようです。
他人の幸福が我慢できない
他人の幸せに嫉妬を覚える(画像はイメージ)
他人の幸せに嫉妬を覚える(画像はイメージ)
さて、羨望とはいったいなんでしょう?
羨望を「他人の幸福が我慢できない怒り」と定義したのは17世紀のフランスの名門貴族フランソワ・ド・ラ・ロシュフコーですが、まさに言い得て妙です。
だって、そうでしょう。SNSは、「リア充」(リアル=現実の生活が充実している様子)自慢や幸せアピールでいっぱいなのですから。
たとえSNSに投稿された画像がちょっと見栄みえを張った虚像であり、実像とはまったく違っていたとしても、見ている側は「あの人は、あんなに充実した人生を送っていて幸せそう。それにひきかえ自分は……」という気持ちになるものです。
だからこそ、「他人の幸福が我慢できない怒り」を抱くのですが、それでは自分があまりにも惨めです。そこで、「自分だってこんなにスゴイんだ」と誇示したり、特別扱いを要求したりして、自分の価値を他人に認めさせようとするわけです。
こうした反応は、他人との比較によって自分自身の優位性が脅かされた際に表れやすいようです。ときには過剰反応してしまい、傷ついた自己愛を補完しようとするあまり、暴走してモンスターになることもあります。
そうなると、傍迷惑はためいわくです。第一、モンスター化した本人が自滅してしまうかもしれません。
それでは、「自分大好き」人間の5つのタイプを紹介して、その心理を分析してみたいと思います。
【1】自己顕示型~セレブ気取りの虚構
自撮りが大好物(画像はイメージ)
自撮りが大好物(画像はイメージ)
30代の派遣社員の女性は、自分がどう見られているかが常に気になるようです。掃除が嫌いで散らかし放題のいわゆる「汚部屋おべや」に住んでいるにもかかわらず、自撮りする画面に入る部分だけはきれいに整理整頓して、ブランド物のバッグやアクセサリーをさりげなく配置するのだとか。
自撮りしてSNSに投稿した写真を見た友人や知人から「すごくきれいな部屋だね」とほめられると、うれしくなるのですが、実際は部屋に誰も立ち入らせないということです。
このように常に注目され、称賛されていないと気が済まず、自己演出に余念のない人が増えています。これは、自己愛に由来する自己顕示欲と承認欲求が強いせいです。こういう欲望を満たすために、実像と虚像のギャップをウソで埋めようとする場合もあります。
その典型が、ツイッターでセレブライフを綴つづり、“キラキラ女子”として崇あがめられていた「ばびろんまつこ」です。無職なのに「年収3000万円のハイパーエリートニート」をかたっていましたが、結局、詐欺容疑で逮捕されました。
SNSではいくらでも虚構の世界を作り出せますから、自己演出に拍車がかかりやすく、場合によっては彼女のように現実と嘘の落差を埋めるために犯罪に走ってしまうこともあるのです。
過剰演出に陥ってしまうのは今や他人事ではなく、誰もが「ばびろんまつこ」になる危険性をはらんでいることを忘れてはなりません。
【2】自己陶酔型~あら探しという復讐
40代の契約社員の男性はSNSに繰り返し中傷を書き込んでおり、炎上にも加担しています。有名人のスキャンダルが報じられたり、自分が正しいと信じている価値観と違う意見が発信されたりすると、ここぞとばかり、徹底的に叩くのです。
彼は常に「正義」を振りかざして攻撃します。この「正義」の起源については、ドイツの哲学者ニーチェが『道徳の系譜学』の中で、「ルサンチマンにある」と言っています。
「ルサンチマン」とは、「恨み」を意味するフランス語で、「正義」を振りかざす人の心の奥底にはうらみつらみが潜んでいると、ニーチェは指摘しているわけです。
これは的を射た指摘です。というのも、この男性は、大学卒業時に就活に失敗したため非正規社員として職を転々としており、安定した生活を送っている正社員や富も名声も手にしている成功者に対して強い羨望と恨みを抱いているからです。
だからこそ、恨みを晴らしたいという願望が強く、ネット上であら探しをせずにはいられないのでしょうが、「復讐ふくしゅうを正義という美名で聖なるものにしようとしている」ようにも見えます。
この手の「裁判官を装った復讐の鬼」はどこにでもいます。しかも、自分は正しいと信じているので、本当にやっかいなのです。
【3】特権意識型~特別扱いが当然
思い通りにならなければ、すぐクレーム(画像はイメージ)
思い通りにならなければ、すぐクレーム(画像はイメージ)
40代の有閑マダムは、レストランで一番いい席に案内してもらえないと必ず文句を言います。ホテルに宿泊する際も、案内された部屋が気に入らないと、支配人を呼びつけて、「私は常連客なのよ」とクレーマーに。
一事が万事、この調子。病院を受診した際も、待合室で待たされたため、「私だけ待たずに診察を受けられるようにしてほしい」と要求。主治医に「だったら、特急券買ってきなさい」とたしなめられたのだとか。このときは主治医が院長だったので、「上の先生を呼んで」と叫ぶようなことはしなかったようです。
このマダムは、自分は特別な人間だから、特別扱いされて当然という特権意識が強いようです。こうした特権意識は、それなりの根拠があることもあれば、客観的な根拠がない思い込みにすぎないこともあります。
この女性の場合は、若い頃はスタイル抜群の美人だったらしく、あまたの男性からちやほやされたという経験が特権意識の根拠になっているようです。
もっとも、現在の彼女を客観的に眺めると、特権意識の根拠になっているはずの顔やスタイルの良さが維持されているとは言いがたいように見受けられます。
自らの特権意識を支えていた若さと美しさが徐々に失われつつあることを自分でも薄々感じているからこそ、ことあるごとに特別扱いを要求し、それが受け入れられると「まだ大丈夫」と安心するのでしょう。
【4】過大評価型~自慢は過去の栄光
座右の銘は「I LOVE ME」(画像はイメージ)
座右の銘は「I LOVE ME」(画像はイメージ)
50代の会社員の男性は、何かあると自らの「過去の栄光」を持ち出します。何よりも学歴を自慢せずにはいられないようです。「自分が大学を受験した頃は18歳人口が今よりも多かったから、大学入試は今よりもずっと難しかった」という説明を必ず付け加えます。
このように「過去の栄光」を持ち出して自慢する人はどこにでもいます。
小学校の頃はクラスで一番だったとか、若い頃はきれいでちやほやされていたという話をして、ときには何十年も前の写真を持ってきて見せてまわる始末。閉口します。
こういう人に共通するのは、現在はそれほど輝いているわけではないという点です。
高学歴の割に出世していなかったり、若い頃はそれなりにきれいだったのかもしれないけれど、今はすっかり“おばちゃん”になっていたりするわけです。
だからこそ、「過去の栄光」にすがるしかないのかもしれませんが、困ったことに、本人はそのへんの心理に気づいていないことがしばしばあります。
しかも、「過去の栄光」をよすがにして、現在の自分を過大評価していることも少なくありません。そのため、目の前の現実をきちんと認識できず、現実否認に陥ることもあるのです。そうなると一層、「過去の栄光」を持ち出さずにはいられず、悪循環に陥ってしまうのです。
【5】無価値化型~弱者への八つ当たり
思い通りにならなければ、「土下座して」(画像はイメージ)
思い通りにならなければ、「土下座して」(画像はイメージ)
20代の無職男性は、高校卒業後、就職したものの、数カ月で辞めてしまい、その後はずっと自宅に引きこもっています。親からは「仕事を探せ」としつこく言われているようで、アルバイトを始めるのですが、長続きしたためしがありません。
「お父さんが定年退職したら、その後はどうするの」と母親から叱責されることもあり、うっぷんがたまっているようです。親からもらった小遣いを持って外出するたびに、コンビニや飲食店で、バイト店員に「接客態度がなってない」などとクレームをつけて、謝罪を要求するのだとか。
この男性の場合、親から叱責されても言い返せず、そのとき感じた怒りや攻撃衝動を関係ないバイト店員に向け変えるという「置き換え」のメカニズムが認められます。平たく言えば、ただの八つ当たりです。
接客業の店員や駅員、力関係がはっきりしている職場の部下など、言い返せないような立場の人はこの「置き換え」の対象になりやすいものです。
その結果、店員に土下座を強要したり、駅員に暴力を振るったりする事件が頻発しています。いずれにせよ、他人をおとしめることで相手を無価値化すれば、自分の価値が相対的に上がると信じているがゆえの振る舞いですが、勘違いもはなはだしいですね。
「自分大好き」はしたたか者
このように、「自分大好き」人間は、自分自身の優位性を常に確認せずにはいられず、さまざまな振る舞いに出ます。
これは、ラ・ロシュフコーが言っているように「自己愛は、あらゆるおべっか使いのうち、最もしたたか者」だからでしょうが、そのせいで周囲の反感や敵意を買いやすいようです。はた目にも“痛い”と映ることがしばしばあります。
ですから、「おべっか使い」である自己愛のせいで暴走していないか、わが身を振り返るまなざしを常に持っておきたいですね。
思いやり、優しさ、気遣い、無償の愛、奥ゆかしさ・・・昔の日本人が懐かしい。。。
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堺市で男児(当時3)が死亡し、両親が殺人などの疑いで逮捕された事件で、大阪府警は7日、養父の常峰渉(つねみね・わたる、32)と実母の美香(23)の両容疑者=同市堺区、監禁罪で起訴=を、男児の頰や腕にやけどを負わせた傷害の疑いで再逮捕し、発表した。渉容疑者は「たばこを押しつけ、ライターであぶった」、美香容疑者は「頰にライターでやけどさせた」とおおむね容疑を認めているという。
堺市子ども相談所(児相)は昨年6月1日、長男英智(えいち)ちゃんの頰などにやけど痕を確認したが、美香容疑者から「揚げ物の油がはねた」と説明され、虐待ではないとみて、保護を見送った。英智ちゃんは帰宅後の同18日に死亡している。
大阪地検堺支部はこの日、殺人容疑について「殺意の立証は困難」として両容疑者を傷害致死罪で起訴した。捜査関係者によると渉容疑者は「首の後ろを4、5回足で踏みつけ浴槽に沈めた。殺すつもりはなかった」と供述。美香容疑者は黙秘しているという。
英智ちゃんのご冥福を心からお祈り申し上げます。
こんな親の元、ずっと嫌な思いをするより・・・。
この糞親、ぶっ殺してやりたい!!!
堺市子ども相談所(児相)は昨年6月1日、長男英智(えいち)ちゃんの頰などにやけど痕を確認したが、美香容疑者から「揚げ物の油がはねた」と説明され、虐待ではないとみて、保護を見送った。英智ちゃんは帰宅後の同18日に死亡している。
大阪地検堺支部はこの日、殺人容疑について「殺意の立証は困難」として両容疑者を傷害致死罪で起訴した。捜査関係者によると渉容疑者は「首の後ろを4、5回足で踏みつけ浴槽に沈めた。殺すつもりはなかった」と供述。美香容疑者は黙秘しているという。
英智ちゃんのご冥福を心からお祈り申し上げます。
こんな親の元、ずっと嫌な思いをするより・・・。
この糞親、ぶっ殺してやりたい!!!
築地市場の豊洲移転延期や都政改革本部の立ち上げなど、就任から矢継ぎ早に政策を打ち出している東京都の小池百合子知事(64)。その小池氏が選挙期間中に公約に掲げた知事給与の削減をめぐり、蜜月関係とはいえない都議会に困惑が広がっている。ボーナスなどを含めた全額を半減させれば、知事の年収は約1450万円となり、都議1人当たりの年収約1700万円より少なくなる。来年に都議選も控え、たった1人の知事の給与を、127人もいる都議が上回れば「都民感情が許さないのでは」という懸念があるからだ。
都によると、知事の給料月額は145万6千円。これに地域手当(20%)を上乗せし、ボーナスにあたる年2回の期末手当を加えると、年収は2896万3480円になる。
小池氏は知事選の公約に「知事報酬の削減」などを掲げて、都議会自民党が擁立した元総務相の増田寛也氏(64)と分裂選挙を戦い圧勝した。8月2日の就任会見でも給与削減は「身を切る改革の象徴」と強調し、「事務方にどのような形で行うのがいいのか、制度面を含めて検討していただいている」と述べた。
削減額については、月額のみを半減させる(年収約2022万円)▽各種手当も含めて総額を半減させる(同約1450万円)-など、「いくつかのパターンがある」(都人事課)といい、それぞれを示した上で小池知事に決めてもらう方針という。
一方、議会局によると、都議の年収は全国トップの1708万175円。小池氏の選択によっては、都議の報酬が知事の収入を上回る“逆転現象”が発生する。また、都議にはこれに加え、本会議などに出席するだけで1日最低1万円をもらえる「費用弁償」や、1人当たり月60万円の「政務活動費」が会派に支給されるなどの特権は多い。
議員報酬額や費用弁償の削減などについては、超党派でつくる「都議会のあり方検討会」で協議し、年度内に結論をまとめる予定だったが、参院選、知事選の影響もあり、議論が進んでいない。
ある与党都議は「知事より収入が上だとなれば、都議会に批判が集まりかねない」と懸念を示し、「議員は数が多く、コンセンサス(同意)が得られにくい。場合によっては、知事の出した給与削減条例案の否決という選択肢も出てくるのではないか」と述べた。
・・・給与削減条例案の否決?まじなら総辞職だ!!!クソッたれが!!!!!
都によると、知事の給料月額は145万6千円。これに地域手当(20%)を上乗せし、ボーナスにあたる年2回の期末手当を加えると、年収は2896万3480円になる。
小池氏は知事選の公約に「知事報酬の削減」などを掲げて、都議会自民党が擁立した元総務相の増田寛也氏(64)と分裂選挙を戦い圧勝した。8月2日の就任会見でも給与削減は「身を切る改革の象徴」と強調し、「事務方にどのような形で行うのがいいのか、制度面を含めて検討していただいている」と述べた。
削減額については、月額のみを半減させる(年収約2022万円)▽各種手当も含めて総額を半減させる(同約1450万円)-など、「いくつかのパターンがある」(都人事課)といい、それぞれを示した上で小池知事に決めてもらう方針という。
一方、議会局によると、都議の年収は全国トップの1708万175円。小池氏の選択によっては、都議の報酬が知事の収入を上回る“逆転現象”が発生する。また、都議にはこれに加え、本会議などに出席するだけで1日最低1万円をもらえる「費用弁償」や、1人当たり月60万円の「政務活動費」が会派に支給されるなどの特権は多い。
議員報酬額や費用弁償の削減などについては、超党派でつくる「都議会のあり方検討会」で協議し、年度内に結論をまとめる予定だったが、参院選、知事選の影響もあり、議論が進んでいない。
ある与党都議は「知事より収入が上だとなれば、都議会に批判が集まりかねない」と懸念を示し、「議員は数が多く、コンセンサス(同意)が得られにくい。場合によっては、知事の出した給与削減条例案の否決という選択肢も出てくるのではないか」と述べた。
・・・給与削減条例案の否決?まじなら総辞職だ!!!クソッたれが!!!!!
[東京 19日 ロイター] - 防衛省は2017年度の概算要求に、過去最大の5兆1600億円程度を計上する方針を固めた。北朝鮮が弾道ミサイルの発射を繰り返すなど、日本を取り巻く安全保障の環境が一段と厳しさを増しているとして5年連続で増額を要求する。
政府関係者が19日、明らかにした。
防衛省がとりわけ重視しているのが、北朝鮮の弾道ミサイル技術向上を受けた防衛態勢の強化。地上配備型の迎撃ミサイル「PAC3」の改修費用約1000億円を計上するほか、米国と共同で改良に取り組む海上配備型ミサイル「SM3」の量産費用を盛り込む。
大気圏に再突入してきた弾道ミサイルを迎撃するPAC3は、射程距離を約2倍の30キロ超に伸ばす。大気圏外でミサイルを捕捉するSM3は、高度をさらに引き上げる。ミサイル防衛(MD)を将来的にさらに強化する研究費用も計上する。
このほか、東シナ海で動きを活発化させる中国をにらみ、沖縄県宮古島や鹿児島県奄美大島に陸上自衛隊の沿岸警備部隊を配備する費用を要求する。有事の際の制空権を確保するため、9カ国が共同開発する新型戦闘機F35の取得費用も盛り込む。
防衛省が次年度予算の概算要求額を増やすのは5年連続。初めて5兆円を突破した16年度の当初予算からは、約2.3%の上積みとなる。16年度は5兆0911億円を要求し、5兆0541億円が認められた。
防衛費は、装備の調達を契約してから完成するまでに時間がかかる。実際の支払いは複数の会計年度をまたいで分割にするケースが大半で、毎年の予算が膨らみやすくなる傾向にある。来年度の概算要求も、過去に計上した予算の後払いが多くを占める。
(久保信博)
この地球はどうなってしまうのか・・・。
政府関係者が19日、明らかにした。
防衛省がとりわけ重視しているのが、北朝鮮の弾道ミサイル技術向上を受けた防衛態勢の強化。地上配備型の迎撃ミサイル「PAC3」の改修費用約1000億円を計上するほか、米国と共同で改良に取り組む海上配備型ミサイル「SM3」の量産費用を盛り込む。
大気圏に再突入してきた弾道ミサイルを迎撃するPAC3は、射程距離を約2倍の30キロ超に伸ばす。大気圏外でミサイルを捕捉するSM3は、高度をさらに引き上げる。ミサイル防衛(MD)を将来的にさらに強化する研究費用も計上する。
このほか、東シナ海で動きを活発化させる中国をにらみ、沖縄県宮古島や鹿児島県奄美大島に陸上自衛隊の沿岸警備部隊を配備する費用を要求する。有事の際の制空権を確保するため、9カ国が共同開発する新型戦闘機F35の取得費用も盛り込む。
防衛省が次年度予算の概算要求額を増やすのは5年連続。初めて5兆円を突破した16年度の当初予算からは、約2.3%の上積みとなる。16年度は5兆0911億円を要求し、5兆0541億円が認められた。
防衛費は、装備の調達を契約してから完成するまでに時間がかかる。実際の支払いは複数の会計年度をまたいで分割にするケースが大半で、毎年の予算が膨らみやすくなる傾向にある。来年度の概算要求も、過去に計上した予算の後払いが多くを占める。
(久保信博)
この地球はどうなってしまうのか・・・。
河野経夫・第一住宅株式会社代表取締役会長(写真はすべて筆者)
7月14日の朝刊各紙の首相面会人一覧に、見慣れぬ名前が載った。
「河野経夫」。
第一住宅という会社の代表取締役会長。
この人が首相官邸を訪れたのは、政府が主導する「子供の未来応援基金」に対する巨額寄付が理由だった。
その額、4億円。
「あるところにはあるもんだなあ」と思った人もいるもしれない。
しかし、河野さんの寄付行為は強い危機感に裏付けられた、より切迫したものだった。
その危機感とは何か。
埼玉県川越市にある第一住宅本社にて、お話をうかがった。
寄付は1分で決めた
――4億円もの寄付を即決されたと聞きましたが、本当ですか?
本当にあっさり決めたんです。
家内が「おとうさん寄付したら?」というから、私が「いいね」と。
1分で決めました(笑)。
実は、私の会社は同族会社でしてね。会社の純資産は90億円なんですが、息子も継ぎませんので、そのうち20億円で持ち株会をつくって、みんなの会社にしようと。
そういう趣旨で株を処分したので、それで寄付しようと決めたんです。
税金を払いながらコツコツ貯めたお金を寄付したわけじゃないんです。
そこまでのお金はない。臨時収入ですよ(笑)。
私たちの会社がここまで来られたのは社会のおかげです。
社会のおせわになったわけだから、社会のお役に立ちたい、と。
笑顔がチャーミングな河野会長笑顔がチャーミングな河野会長
「子供の未来応援基金」に決めたワケ
――にわかには信じられませんね(笑)
本当ですよ(笑)。
ただ、どこに寄付するかは、かなり慎重に調べました。
名前を出すのは控えますが、よく知られているところでも、ダメなところはいっぱいあります。寄付を集めるべき団体が政治家に寄付したりとかね。
調べているうちに出会ったのが「子供の未来応援基金」です。
これは、基金すべてを子どもの福祉のために使います、と。
事務費は、すべて事務局が負担します、と。
これならいいかな、と思ったんですね。
ところが、政府が提唱して始めたものだけど、半年で2億円しか集まっていない、と。
個人・団体から寄付を募って、経団連にも一生懸命営業しているらしいんですけどね。
寄付すると、自社広告に子供の未来応援基金のステッカーが貼れる。それでもそれしか集まっていない。
内閣府の方が来られたので、聞いたんですよ。そしたら「目標は2億5000万円です」と。
でも、トヨタの利益は2兆3000億円ですよ(笑)。
いや、他人のことはどうでもいいんですが、それで私、少しでも起爆剤になればと思いましてね。
それでも心配ですからね。
お金の分配を決める委員の方たちの顔ぶれが決まるまで待った。
審議委員には、企業の人が5人、行政から2人、学識経験者が2人。これなら大丈夫かな、と思いましてね。
それで決めました。
自分なりに精査したつもりです。
私だって中小企業のオヤジですからね。個人で4億円出すのは容易なことじゃないんですよ(笑)。
河野さんが確認した審査委員会名簿河野さんが確認した審査委員会名簿
不労所得が増えてもロクなことはない
――臨時収入とおっしゃいましたけど、それでも会社を育て、積み上げてきた末の4億円ですよね。
それはそうですけどね。
でも、私も今年で75歳。もうそんなに先も長くないですからね(笑)。
永遠に生きるなら、寄付もしなかったかもしれませんけど(笑)。
使う分だけあればいいんで、使えないほど持っていてもしょうがない。
死に仕舞いをしなきゃいけません(笑)。
河野さんが一代で築いた第一住宅本社ビル(川越駅より撮影)河野さんが一代で築いた第一住宅本社ビル(川越駅より撮影)
――お子さん、お孫さんに譲ろうとは思わなかったんですか。
息子が1人、娘が2人、孫が1人おりますけどね。子どもたちも賛成してくれましたよ。
子どもたちにまったく残してないわけじゃないんです。それなりに計画的に株を譲ってきました。
でも、必要以上に譲ってもね。いかに我が子とはいえ、不労所得が増えすぎたらロクなことはありませんよ(笑)。
おなかくらい満たしてあげたい
――「子供の未来応援基金」に決めたのは、やはり子どもですか。
子どもは未来の宝です。
じいさんばあさんばかりになっては、地球は崩壊するでしょ(笑)。
子どもを増やすべきです。
でも今は6人に1人の子どもがプア(貧困)だと言うんでしょ。
勉強のできる子どもばかりが宝じゃないが、それでも高校とか大学とか、行けるなら行かせてあげたいですよね。
ひもじい子どももいるんでしょ。そういう子どもたちにご飯を食べさせる「こども食堂」もあるとか。300円とかで食べさせるらしいですね。
私にはできないが、そうやって社会貢献している人たちがいっぱいいる。
その人たちの力になれればいいな、と。
ひもじい思いをしているなら、おなかくらい満たしてあげたいじゃないですか。
「ひもじい思いをしているなら、おなかくらい満たしてあげたい」「ひもじい思いをしているなら、おなかくらい満たしてあげたい」
4億円を寄付した男の危機感
――でもそれは、国が税金でやるべき仕事だという人もいますよね。
これは安倍総理にお会いしたときにも申し上げたんですけどね。
厚労省の外郭団体によれば、日本の人口は2110年に4286万人まで減ると言っていますね(国立社会保障・人口問題研究所中位推計)。
このままいったら、この国は大変ですよ。終わりますよ。
人口減少で未来がないとなれば、円の信認も下がるかもしれない。
国債が暴落するかもしれない。
このままいったら、デフォルトになるとか、預金封鎖があるとか、そういうことがありえると私は危惧しているんです。
そういう危機的状況なのに、57兆円の収入で97兆円の生活をしている。持続可能性がないですよ。
学者さんの中には、大丈夫だって言う人もいますけどね。私は心配です。
それなのに、消費増税を2年半延期してしまった。
選挙に勝つためでしょうが、どうしてこういうことをやるのか。
安倍総理には力があるんだから、任期を伸ばしてでもやってほしい、と申し上げました。
そもそも日本の総理は短命にすぎます。
サミット(主要国首脳会議)は1975年以来これまで42回開かれていますが、フランス大統領は5人、ドイツ首相は4人、アメリカ大統領は7人です。それに対して日本の首相は20人です。
これではいい仕事はできません。
アメリカの自動車会社GMが経営破綻したのは、経営者が一期ごとの利益に汲々としすぎたからですよ。
日本の自動車会社は、より長期的にものづくりを磨き、力を蓄えていった。
アメリカはそれを恐れています。
でも、政治はその反対です。すぐに変わってしまう。
安倍さんだって、借金を減らしたわけじゃない。国債の増発を減らしただけです。
政治は、もっと長期的な見通しをもって、もっとまっすぐに進むべきものだと思うんです。
でも、政治の力だけでは、それはできません。
その意味では、安倍さんも悪いが、国民も悪い。
「政治には、もっと長期的な視点が必要」「政治には、もっと長期的な視点が必要」
子どもは放っておけば育つんだと言う人もいます。
でも、誰がプア(貧困)にしたのか。政府の責任です。
中流層がものすごい勢いで減っています。
これってまさに、小泉構造改革がまずかったと思うんです。
でも、小泉構造改革をやったから、日本のモノづくりががんばれた。
悪いことも、良いこともあった。
でも、悪い面の手当てが十分なされていません。
だから政府の責任でフォローすべきです。
でも1100兆円の借金があります。政府だけではできません。
それには、私たち国民にも責任があったと思うんです。
国民による運動が必要だと思います。でも、私にそんな力はありません。
私にできることは、せめて寄付をすることぐらいです。
「私にできることは、せめて寄付ぐらい」「私にできることは、せめて寄付ぐらい」
寄付の連鎖に期待
――河野会長の周りには、そのような思いを抱いている方が多いんですか。
多くはないですね。
私はどこでも、このままいったら大ごとだ、と言っています。
みんな「そうだな」と言ってくれるんですが、なかなか行動は起こしてくれません。
このままでは大変だ、そのためには子育てだ、と言っているんですが、広がらない。
私に説得力がないんでしょう。
でも、こんな話もありました。
ウチの社員が行っている病院の医師が「おたくの会長は立派なことをやられた。私もやろうかと思っている」と言ったというんです。
そういう人もいます。
だから、広がっていくことに対する期待を捨ててはいません。
アメリカに行ったとき、テキサスである家族に会いました。
親子で3Dプリンターを作る小さい会社をやっている。子どもの教材やおもちゃに使いたいと言っていました。
3Dプリンターなんて、もう世界中で普及してしまっている。それでもその家族には1億円の資金が集まったというんですね。
アメリカにはそういう文化があります。
日本にはそういう文化がありません。それを変えていく必要があると思います。
できたら、私の寄付が呼び水になって、連鎖が広がってくれるといいですね。
また言っちゃいますが、トヨタの利益は2兆3000億円ですからね。
4億円なんて、トヨタから見れば私の1円くらいでしょう(笑)。
経団連がその気になれば、すぐに数十億円くらい集まると思うんですよね。
だいたい企業がやれば経費ですから。私みたいな個人はそうはいかない(笑)。
「経団連がその気になれば、数十億円くらい集まるはず」「経団連がその気になれば、数十億円くらい集まるはず」
立派なことなど言えないが
――最後に、今の子どもたちに一声かけるとしたら。
立派なことなんて、言えませんねえ。
でもやっぱり、がんばったら未来は開けるよ、と言いたいですね。
できたら、横道にそれず、前向きに努力してほしい。
素朴にそう思いますね。
そのために、私のお金が少しでも生きてくれれば、ありがたいです。
画像
(8月3日18:41誤字修正:「子供未来応援基金」→「子供の未来応援基金」)
俺ってカス?・・・今はね。。。
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